外資系アパレル企業の本社で働きたい!
総合職や営業職に就くには正社員が良い?バイトから?
こんな疑問に答えます。
私は外資系アパレル企業で現役で働いていますが
アパレルブランドの求人が少ない中、どのようにして正社員になったのか、
おすすめのエージェントやヘッドハンティングの内情についてもご紹介します。
外資系アパレル企業の総合職・営業に就く方法は?必要なスキルや学歴はある?
外資系アパレル企業の求人は販売職以外の求人は本当に少なく、総合職や営業職は求人サイトではあまり見かけません。
と言うのも、求人サイトには間口が広いため、人気の職種を掲載すると募集が殺到し、採用活動に時間が必要となってしまうため、基本的に求人サイトにはハードルが高の経験者が必要なマネージャークラスからしか掲載しないブランドが殆どです。
外資系アパレルの総合職や営業は
・転職エージェント
・社内公募
・新卒採用
・契約社員
・派遣社員
・バイト
など、色々な採用形態があります。
転職エージェント
一番多く採用してるパターンです。
何より、求めている人材に合った人をエージェントが選び、連れてきてくれるので、
経験者のみの採用がほとんどです。
社内公募
外部からの人材が見つからない時や、ブランドの知識が必要で、
組織にも慣れている人を求める時に行うのが社内公募です。
社内だけでなくグループ会社にも公募します。
グループ企業内といえども、異動前の部署の評価や実績など考慮されるので、競争率は高いです。
新卒採用
外資系アパレル企業の総合職や営業として新卒で採用されるのはかなりレアケースです。
新卒採用をしていない企業も多く、新卒採用をしている企業の多くが
販売スタッフからのスタートです。
契約社員、派遣社員、バイト
営業や総合職での採用はありません。
しかし、アシスタントとしてのスタートから始めて、後々人柄や実績などを積み上げて、
営業や総合職になれる可能性があります。
モチコの会社では、派遣で経理の仕事をしていたおじさんがいました!
経験や人柄も問題なかったので、即採用となり、
今ではマネージャーになっています!
営業や総合職に学歴は特に関係ありません。
学歴は高学歴の人ももちろん居ますが、学歴が高い必要は全くありません。
学歴よりスキルの方が重要で、絶対に必要なスキルは
・読み書きレベルの英語力
・コミュニケーション能力
・ビジネス知識
・小売の知識
です。こればかりは持ち合わせてないと、仕事になりません。
外資系アパレル企業の営業や総合職の仕事としては、
・営業
・企画
・経理
・人事
・法務
・総務
・労務
などを言います。
仕事内容、その他職種についてはこちらを御覧ください。
アパレル内勤の職種って何があるの?現役アパレル内勤OLが徹底解説!
外資系アパレル企業の正社員になるには?契約社員もおすすめ!
総合職などオフィス業務はやっぱり正社員が安定してていいですよね!
人事からオフレコで聞いた、外資系アパレル企業の正社員を採用する時の選考基準を暴露しちゃいます!
<正社員選考の基準>
・同じくらいの規模で展開している外資系アパレル企業の経験の有無
→すぐ仕事に馴染めるか
・今までの仕事内容
→どのくらい同じ内容の仕事かあるか
・転職理由
→すぐに辞めないか
・英語、エクセルなどのスキル
→本国とスムーズにコミュニケーションが取れるかなど
・希望年収
→想定年収内に収まっているか
こんな感じでとてもハードルが高いです。
現役外資系アパレル内勤OLがおすすめするキャリアパス
外資系アパレル企業の総合職での正社員での採用は倍率が高く、とてもハードルが高いです。
そこで何度も採用の場に立ち合い、現役の外資系アパレル内勤OLが、正社員になるためのオススメのキャリアパスを紹介します!
キャリアパス1: 契約社員
会社にもよりますが、大体の外資系アパレルブランドは契約社員と正社員の違いはあまりありません。
違いがあるとすれば、
・ボーナスが出ない
・有期雇用
である点ですが、外資系アパレルブランドは殆どが
・年俸制である
・有期雇用であっても仕事の貢献度などで、正社員への道が開ける
こんな事が結構あります。
というのも、転職が当たり前の世界なので、ポジションがいきなり空いて、
新しい人材を探すより、すでに会社で働いている契約社員に社員になってもらった方が、
企業側としても安心からです。
すでにスキルや人柄もわかっているので企業側も正社員にしやすい事もメリットですが、
契約社員で働くもう一つのメリットは、外資系アパレルブランドで経験が積めるので、
ステップアップもしやすいです!
ファストファッション系の外資系アパレルブランドで契約社員として経験を積み、その後ラグジュアリーブランドへ転職するという道が一番スムーズだと思います。
キャリアパス2: 紹介予定派遣
総合職の経験がなく、将来的に営業や企画をやりたい!と考えているなら、
「紹介予定派遣」として働いてみる事をオススメします!
外資系アパレル企業の内勤OLは、まずは派遣として働き、その後正社員になる人も多いです。
実際にモチ子も紹介予定先派遣として入社したことがキッカケで、正社員となり、
現在も同じ会社で働いています。
アパレル業界の知識や経験ではなく、社会人経験や、BtoBビジネスの経験から、
外資系アパレル企業に入ることになりました。
紹介予定派遣とは一定の派遣期間が終わったら、本人と派遣先企業の同意の上で、社員となる働き方です。
契約社員から始まるのか、正社員から始まるのかは企業により異なります。
メリットとしては
・実際の仕事内容や、職場の雰囲気を実際に経験したうえで自分で判断が出来ること
・未経験でも経験が積めることです。
デメリットとしては、
・派遣期間後に社員として起用するので、案件自体が少ないことと、
・タイミングによっては全く無い場合もあるということです。
紹介予定派遣は最長6ヶ月の派遣期間なので、一緒に仕事をする人たちと合うか、仕事内容は満足かなど、経験をしたうえで判断ができます。
しかし、注意が必要なのは社員契約をした後です。いくら派遣として働いていても、新入社員と同じなので、改めて試用期間がある場合がほとんどです。
だいたいの会社が試用期間を3か月程度設けており、会社によっては試用期間中は正社員より給料が低く設定されている場合もあるので、
必ず人事担当者に確認するようにしましょう。
外資系アパレル本社への近道!おすすめのエージェントは?
外資系アパレル企業の案件を沢山持っていたり、実際にモチ子の会社で多数採用されているエージェントを紹介します!
・エラン
→モチ子が実際に登録して、正社員になったエージェントです。
他にも他部署で数名がここから紹介されて、正社員になっています!
→外資系企業がメインの転職エージェントです。モチ子の部署での派遣さんが所属していて、最近社員になりました!
→転職時にお世話になったエージェントです。特に時計やバック、靴などの外資系ブランド案件が多いです。英語力ありきの案件が多く、募集要項も面接も英語の企業も多々あり、とても質の高い案件が集まっています。
→外資系企業案件も多く扱うエージェントです。派遣さんから正社員になった派遣さんが数名います。
→外資系企業がメインの転職エージェントで、外資系アパレル企業も数多く登録しています。正社員案件より派遣案件が多いイメージです。
ぶっちゃけスカウトされたりヘッドハンティングされることある?
ぶっちゃけ、スカウトやヘッドハンティングはあります!
ヘッドハンティング会社が依頼のあった企業の条件に合う人に直接交渉するため、会社に直接ヘッドハンティングの電話をしてきます。
大体、3ヶ国語くらいペラペーラな人材のスカウトやヘッドハンティングが多いです。
実際、イタリアの東大と言われるレベルの学歴を持っていて、英語、イタリア語、日本語が話せるファイナンス部門に居たイタリア人の男の子が、ヘッドハンティングされ、日経アパレル企業の取締役になりました!
私の知る限り、日本人のヘッドハンティングは3ヶ国語程度話せる帰国子女や、ハーフ以外は見たことがありません…
華やかな経歴と語学力と少しの経験が有ればヘッドハンティングされやすいかもしれません。
ヘッドハンティングを待つより、自ら動く転職エージェントの方が、自分の思い描く未来を手に入れやすそうですね!
まとめ
外資系アパレル企業の総合職や正社員になる方法をまとめました!
◾️学歴よりもスキルが大事!
・英語力
・コミュニケーション能力
・ビジネス知識
・小売の知識は必須
◾️いきなり正社員採用はハードルが高いので、違う方法かがオススメ!
【キャリアパス1】契約社員からスタート!
【キャリアパス2】紹介予定派遣からスタート!
◾️転職エージェントは大手より、外資系に特化したエージェントがオススメ
外資系アパレル企業の総合職の求人は少ないですが、全くゼロという訳ではありません。
モチ子の会社でも人材は不足しているけど、求めている人材が居ないことが大半!
正社員スタートが一番ですが、最終的に総合職で、正社員になれるような
一見遠回りに見えるキャリアパスを行く方が、以外に近道だったります!